理念

食の環境と改善を目指して!


当法人は、2011年3月11日東日本大震災に伴う東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故を契機に、食と環境の改善をめざし、次のような事業に取り組むため2014年6月に設立しました。

食と環境の改善に関する事業
◆自然微生物農法に関する事業
◆放射性物質の除染に関する事業
◆再生可能エネルギーに関する事業

人はみな、呼吸をし、水を飲み、食物を口にして生活を営んでおり、食と環境は人間にとって最も基本的な問題です。

 近年、食の安全は農薬や食品添加物、海外から輸入される一部の食品などによっておびやかされ、環境は人間生活に便益を与える科学技術の生み出す物質によって汚染されています。

 食と環境の問題は、戦後日本の食と生活様式の変化、科学技術の発展、経済グローバル化など社会環境の変化に伴って発生し、いくつもの要因が互いに複雑に絡み合い、社会全体に大きな不安の影を落とし、人間社会の存立基盤を根底から危うくしています。

未来を耕す取り組み

 3.11以降はエネルギー問題が顕在化してきました。安全神話で粉飾された原発依存のエネルギー政策は、不幸にも繰り返された原発事故によって、根底から問い直さなければなりません。原発事故は、地球規模の環境汚染をもたらすもので、原子力発電に代わる再生可能なエネルギーの速やかな普及が求められています。

脱原発依存は、生きとし生きるものに対する私たち人間の責務で、人類的課題です。
 こうした認識の中「自ら汗をかこう」を合い言葉に、私たちは一般社団法人を設立しました。
 人間にとって最も大切な食と環境の改善を他人に委ねるのではなく、自らの手で実現させたいと考えています。
 当法人が掲げる事業は、いずれも困難で夢のような取り組みです。しかし、「成せば成る」の精神を持ち、主体的かつ科学的、実践的に取り組む覚悟があれば実現できるものと確信しています。